初出:2023-07-08 / 再編集:2026年10月5日。自社旧ブログの記事をもとに、構成と表現を見直しました。
デザインを変える前に、届けたい相手と、その人がいま困っていることを整理する。制作を頼む前にも使える考え方です。
「ホームページを作ったのに、問い合わせが来ない」。そんなとき、見た目の変更から始めたくなるかもしれません。その前に確かめたいのが、誰が、どんな状況で、このページを読むのかです。
旧ブログの「ランディングページ制作 ①ターゲット」をもとに、小さな会社がホームページを見直す際の考え方を整理しました。
同じサービスでも、相手の状況で伝える順番は変わる
まだ困りごとに気づいていない人に、いきなり料金表だけを見せても判断できません。一方で、すでに依頼先を比較している人には、長い一般論より「何を頼めるか」「いくらかかるか」「どんな実績があるか」が必要です。
- 困りごとに気づき始めた人:よくある状況や、放置すると困ることを具体的に伝える。
- 解決方法を探している人:自分で行う方法、既存サービス、外注の違いを説明する。
- 依頼先を比較している人:対応範囲、料金、進め方、実績を示す。
- 今の依頼先に不満がある人:変更時の手間や、引き継ぎに必要なものを説明する。
「すべての人」より、まず一つの相談場面を選ぶ
例えばホームページ制作なら、「起業したばかりの人」と「紹介はあるのに、古いサイトを見られるのが気になる人」では、必要なページも文章も違います。まずは今いちばん増やしたい相談を一つ選びましょう。
過去に受けた問い合わせを振り返ると、手がかりが見つかります。「最初に何を質問されたか」「何が決め手になったか」「どこで依頼を迷われたか」。想像だけで決めず、お客様の言葉を材料にします。
制作前に、次の4つをメモしてみる
- 誰からの問い合わせを増やしたいか。
- その人が今、何に困っているか。
- 依頼を決める前に、何を知りたいか。
- ページを読んだ後、何をしてほしいか。
例えば「近隣の小さな店舗から、新しいホームページの相談を受けたい。写真や文章を用意できない不安があり、どこまで任せられるかを知りたい。まずはフォームで状況を送ってほしい」と書ければ、必要な内容が具体的になります。
仮説を決めたら、実際の反応で見直す
ターゲットを決めることは、それ以外のお客様を断ることではありません。最初に伝える相手を決め、問い合わせの内容やお客様との会話をもとに修正していくための仮説です。
AIは情報整理や文章案づくりを助けますが、実際のお客様が何を望んでいるかを証明するものではありません。現場の声と照らし合わせながら使うことが大切です。
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元の記事:ランディングページ制作 ①ターゲット(旧ブログから本ページへ移行)