初出:2023-07-21 / 再編集:2026年10月5日。自社旧ブログの記事をもとに、構成と表現を見直しました。
架空の人物を細かく作るより、依頼する理由と迷う理由を知る。お客様の声から文章を考えるための整理方法です。
「30代の男性」「地域の中小企業」。こうした分類だけでは、ホームページで何を伝えればよいかは決まりません。同じ属性の人でも、困りごとや依頼のきっかけは違うからです。
旧ブログの「ランディングページ制作 ②ターゲットのペルソナ設定」をもとに、制作に役立つ顧客像の作り方を見直しました。
ペルソナは、文章を考えるための具体的な相手
ペルソナとは、届けたいお客様を具体的な人物像として整理したものです。細かなプロフィールを埋めること自体が目的ではありません。その人が相談する理由と、相談をためらう理由を考えられることが大切です。
例えば「従業員5人の店舗経営者。紹介で来店する人はいるが、営業時間やサービス内容の電話確認が多い。サイトを直したいが、原稿を作る時間がない」と考えると、「集客できます」という言葉だけでは足りないことが分かります。
お客様に聞きたい5つのこと
- 相談しようと思ったきっかけは何だったか。
- それまでは、どんな方法で対応していたか。
- 依頼先を選ぶとき、何を比較したか。
- 依頼する前に、不安だったことは何か。
- 対応後、どんな状態になれば助かるか。
すでにお客様がいるなら、商談メモや問い合わせ内容を振り返るところから始められます。一人の意見だけを全体の答えにせず、複数の声に共通する点を探します。
分かっていることと、想像を分けて書く
まだ顧客が少ない場合は、仮の人物像から始めても構いません。ただし「実際に聞いたこと」と「こちらの仮説」を区別します。AIに顧客像を考えてもらった場合も、実際の調査結果として扱わないようにします。
年齢や趣味まで無理に設定する必要はありません。商品の選択に関係する情報から埋める方が、文章や構成に使いやすくなります。
顧客像を、ホームページの情報に変える
「費用が読めないのが不安」なら、基本料金と追加料金の考え方を。「何を用意すればよいか分からない」なら、準備物と制作側が手伝う範囲を。「売り込まれそうで相談しにくい」なら、相談から依頼決定までの流れを伝えます。
顧客像が役立っているかは、設定シートの細かさではなく、掲載する情報が具体的になったかで確かめられます。
作って終わりにしない
新しい問い合わせや失注理由が見つかったら、顧客像も見直します。似た悩みでも判断基準が違う場合は、無理に一人へまとめず、ページや案内を分けることも検討しましょう。
最初の一歩は、直近のお客様一人について「なぜ相談し、何を不安に感じていたか」を書き出すことです。
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元の記事:ランディングページ制作 ②ターゲットのペルソナ設定(旧ブログから本ページへ移行)