2026年10月9日作成 / ホームページ・集客
ホームページへの訪問はあるのに、相談につながらない。そんなときに見るのは、「伝わる内容」「判断できる実例」「迷わず相談できる流れ」の3つです。

「ホームページはあるけれど、仕事につながっている感じがしない」。経営者としては、何を直せばいいのか、そもそも作り直すべきなのか、迷うところです。
いきなり全ページを作り直す前に、まずはお客様が何を見て、どこで判断を止めているのかを考えてみましょう。ここでは、自分のサイトを見ながら確認できるポイントを紹介します。
その前に、サイトは見てもらえていますか?
内容の問題と、見てもらう機会が少ない問題では、必要な対策が違います。訪問自体がほとんどない場合、ボタンの色を変えるだけでは十分な相談につながりにくいでしょう。検索、SNS、紹介など、どこから来てもらうかも一緒に考える必要があります。
アクセス解析を見るときは、自分や制作担当者の確認アクセスが含まれていないかにも注意します。少ない件数の増減だけで、改善が成功したと決めつけないことが大切です。
1.最初の画面で「誰の、何を手伝う会社か」が分かるか
会社名や「ご挨拶」は必要な情報ですが、それだけでは、お客様は自分に関係がある会社か判断できません。最初に伝えたいのは、誰のどんな困りごとに、何を提供するのかです。
例えば「幅広いサービスを提供しています」よりも、「開業するお店のために、写真や文章の準備からホームページ制作を支援します」と書いた方が、相談できる内容を想像しやすくなります。これは説明のための架空の例です。自社の実際の対応範囲に合わせて書きましょう。
- トップを初めて見る人が、サービスを一言で説明できるか。
- 増やしたいお客様の悩みが、冒頭の文章に入っているか。
- 専門用語を知らなくても、何を頼めるか分かるか。
相手を決めると、載せる内容の順番も変わります。詳しくは、「誰に届けるか」を決める考え方も参考にしてください。
2.実績が「画像を並べただけ」になっていないか
完成したサイトや商品の写真は、仕事の質を知る手がかりになります。そこに「どんな相談から始まったか」「どこを担当したか」が添えられていると、お客様は自分の相談と重ねやすくなります。
例えばECサイトなら、デザインだけなのか、商品の登録や写真、公開後の運用まで担当したのかで、頼めることは変わります。グローバルリンクの長池昆布の制作事例では、実際に担当した制作・運用の内容を紹介しています。
- お客様が相談した背景。
- 自社が担当した制作や支援の内容。
- 同じような相談をしたい人の、次の行動。
売上や問い合わせの増加を書くなら、確認できる根拠が必要です。数字がない場合でも、担当した内容を具体的に説明すれば、仕事の中身を伝えられます。
3.スマホで「どう相談するか」と「その後」が分かるか
パソコンでは見やすいページも、スマートフォンでは相談ボタンが遠かったり、フォームの入力欄で迷ったりすることがあります。自分のスマホで開き、初めて依頼を考えるお客様のつもりで確認してみてください。
相談先だけでなく、「まだ内容が決まっていなくても相談できるか」「何を入力するか」「送った後はどう進むか」まで分かると、次の行動を選びやすくなります。
- 相談ボタンと、相談できる内容が見つかるか。
- 必須項目と任意項目が分かり、入力に迷わないか。
- 返信の目安や、その後の進め方を確認できるか。
「今すぐ契約してください」という入口にする必要はありません。まずは状況を送れる形にし、どの段階で見積りや制作の話をするのかを説明します。
全部を変える前に、ひとつずつ見直す
気になる箇所が見つかったら、最初の一文、実績の説明、相談への案内など、まずは一つの変更から始めてみましょう。変更前の内容を残し、訪問の経路や実際の相談内容を見ながら、次の改善を考えます。
文章の候補や情報整理にAIを使うこともできます。ただし、実際のお客様の悩みや、自社で対応できる範囲までAIが確かめてくれるわけではありません。現場の声と事実に照らし合わせ、人が確認することが必要です。